co-box (天満橋)

貴重な設備に加え、技術や知識を持ち寄りシェアできるものづくりコワーキング。

コワーキングスペース「co-box(コーボックス)」。 こちらが他と少し違うのは、レーザーカッターや3Dプリンターなどのデジタル工作機器を時間貸しで利用できる、ファブ施設で もあるということ。 運営者である本庄さんにより、ものづくり起業の場にとオープンされました。 現在では技術とアイデアの交流場としても、職業趣味問わずさまざまな人々が 利用しています。貴重な設備とあらゆる技術人が集う、ものづくりに特化したコワーキングスペース。

 

 

大阪でも数少ないファブスペース

【ファブ施設(ファブスペース)とは】

3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル工作機械(ファブ機 器)を一般人が手軽に 使用しオリジナル製品を製作できる施設のこと。(引用元:コトバンク)

いまだ、大阪でも数少ないファブ施設の一つである、「co-box(コーボックス)」。 2014年2月に天満橋にオープンして以来、貴重な設備を求め会員は全国に至るまでに。 企業の方が持ち込みで利用しに来ることもあるほどの設備が整ったco-box。 まずはオープンに至った経緯をお聞きしました。

boxという名前の通り、おもちゃ箱のようなスペース。

 

ものづくりをする人のためのコワーキング

co-boxができる以前、レーザーカッターを利用できる施設は東京に数か所のみだったそう。

ものづくりの場を探していた最中、2011年に京都で行われたコワーキングフェスに 参加した本庄さん。 当時はまだコワーキングというものも、webデザイナーなどPCだけ あれば仕事ができる人たちだけのものだった。 「ものづくりをする人のためのコワーキ ングもあっていいんじゃないか?」 それならコワーキングを一緒にしてしまおう、という のがきっかけという。

現在は大阪市ではこちらともう1箇所のみ。(2018年12月現在)

 

シェアリングビジネスとしての側面も

大学時代には工学部に所属し、臨床開発、新薬の開発にいそしまれていた経歴をお持ちの本庄さん。

なぜものづくりコワーキングを始めるに至ったのか?という問いに、返ってきた答えは驚 くほどシンプル。

「とにかくレーザーカッターを購入したかったんです。」 高額であるレーザーカッター購 入は容易ではなく、シェアリングビジネスとしての側面も兼ねてのコワーキング開設だったそう。

 

バイクや車など嗜好的な作品がずらりと並んだco-box、趣味が高じてこちらを立ち上げら れたのかと思いきや、 「著作権に引っかかず一定数の需要があるモチーフを探しただけ で、モチーフに特に思い入れ はないんですよ。(笑)」 ただただ、ものづくり自体がお好き なんだなという印象を受けました。

切り絵。結果的に、本庄さんをコワーキング運営へと導いた品々。 現在もAmazonなどで販売しているそうです。

設備 co-boxの貴重な設備はレーザーカッター以外にも多数。


大型高性能レーザーカッター ファイバーレーザーマーカー 3Dプリンター×4台 UVプリンターなど。 こちらに設置されているレーザーカッターは、米UNIVERSAL社のVLS6.60という 機種。 紙やアクリル、ガラスなどの加工が可能。

レーザーカッターは、イラストレータが使えれば利用可能とのことです。

 

システムとサポート

co-boxを利用するにはまず入会金3200円を支払い、機材使用の際に各利用料金を支払うシステム。

料金は時間制なので、作るものによりまちまちということです。 材料はレーザーカッターとUVプリンターは持ち込み必須、3Dプリンターは持ち込み有料と良心的。

パソコンゾーン 基本的にデータは持ち込みなので、事前に用意していくのがベター。

 

レーザーカッターの利用は30分単位で、予約はホームページ上で行うことができます。 ド ロップイン、一日利用も常時利用可能。 通常朝10時から夜21時までの営業ですが、時間 外利用については要相談とのこと。

 

機器の利用マニュアル。

設備だけでなく利用者同士がサポートし合える環境は、ものづくりコワーキングならで は。 ともすると騒音ともなる機械の稼働音が、自然と周りの人と話しやすい空気を作っ ています。

”三人寄れば文殊の知恵”、利用者同士による技術やアイデアの交流場としても

現在の会員はwebやプロダクトデザイナーなど、ものづくりを本業や副業とされている方 がメ イン。
アクセサリー制作など、女性の利用者も多いそう。 建築家の方が建築模型を作りに来た り、看板屋さんが看板を作りに来たり。 中にはロボット制作されている方など、業種や 目的もさまざま。

メンバーのかたの作品、商品化されたもの リタイアされた方々が趣味で利用されたり、発明家もおられます。

 

子供さんも歓迎とのこと。 老若男女が入り混じるといった意味でも、ユニークなコワーキングスペース。

 

ものづくりで起業された方が辿り着いてくれるパターンが多いといいます。 スタートアッ プとしての利用ももちろんの事ですが、ものづくりをされない方のコワーキング 利用も 少なくないそう。
自分に合った自由な使い方を、と話す本庄さん。 職人気質な人が多く話しづらい雰囲気 なのかと思いきや、始めての人にも入りやすい印象を受 けました。 常連の方が受付担当 してくれたりと、本庄さんが取り持つアットホームな雰囲気もこちらの魅力の一つといえ ます。

オーナー、利用者による講習会や交流会

co-boxでは機材の使用法、データ作成法などの講習会も不定期で行っています。 少人数制 なので指導も十分に行き届く。 年に2回、利用者の交流会も行われるそう。

写真 アート&手作り起業家交流会の会場にも使用されている。

 

今後どういった方に使ってもらいたいかをお聞きしたところ、電気電子系の工作、理工学 系、 IoT関係の技術をお持ちの方がいらしてくださると嬉しいとのこと。 「色んな技術を 持つ人があつまる場になってほしい。」 技術や知識を持ち寄り、シェアする。 co-boxな らではの理想的なものづくりコワーキングの形が確立しつつあります。

終始穏やかな語り口でお話ししてくださった本庄さん。

「実際に機材を使用して、見学に来た人たちが「すごい!何でもできるんですね」と驚いて く れるのが、一番嬉しいですね。」 好奇心をカタチにでき、ものづくりの喜びもまた共 有できるco-box。 ものづくりの現場は”co-work”の喜びと、一番近いところにあるような 気がします。

 

《住所》
大阪市中央区谷町1丁目3-5 アンフィニィ天満橋 3F

《最寄駅》
谷町線「天満橋」駅徒歩1分)

《ご利用時間》
月〜土 9時〜21時

《ドロップイン》
可能        /       料金 1日 1,000円

《入会金》
3,200円

《月額料金》
全日プラン 8000円〜9500円(契約期間による)
※個室・固定席は無し

《登記・住所利用》
4,000円

《ロッカー》
2,000円〜4,000円

《設備利用料》
レーザーカッター・UVプリンター・3Dファイバーレーザーマーカー
15分1500円

IT系多数
イベント多数
クリエイター多数
スタートアップ多数
スタートアップ支援
交流会多数
士業多数
住所: 大阪市中央区谷町1-3-5 アンフィニィ天満橋 3F
Request a showing