ヨリドコワーキン(福島)

運営者とともに形を変え育った、まず”人ありき”を感じさせるシェアオフィス。

 

大阪市北区大淀、個性豊かな人々でひそかに賑わう「ヨリドコワーキ ン」。 場所が人を集め、そして人々が場を創ってきたこのオフィスは、”場所は人あり き”の原点を感じさせる。 紆余曲折な遍歴を持った運営者とともに育った、ひとつの集 落のようなシェアオフィス。

 

再開発による新しい流れと、緑豊かな環境

街は広く、緑も多い。
再開発に伴いそわそわとしている大淀近辺ですが、ひとつ区画を変えてみれば住みやす さも整った環境で もあり、広くとられた道路は街の余裕を感じさせます。
その、なにわ筋沿いのビルに入るワーキング・シェアオフィス、「ヨリドコワーキ ン」。
無機質な外観のビルからは打って変わって、落ち着いた雰囲気のオフィスで迎えてくだ さったのはこちらを 運営されている細川さん。
「昔を振り返ることはあまりしないんですよね。(笑)」という細川さんに無理を言い、 昔を思い出してい ただきお話をお聞きしました。

オフィスでは見通しの良い、開放的な空間が広がる。 植物も生き生きとする日当たり。

 

「ゼロのスペースから何を造ろうか?」、人の流れのままに変遷を遂げた空間

遡ること5年前、当時細川さんは独立したばかり。

とりあえず自身のデザイン事務所として使用していたが、人の出入りも増え始め、ワー クショップなどを時折開催していた。

「ただ人を呼ぶだけじゃ面白くないし、イベント化してしまおう。」と定期開催してい るうちに、人が人を呼び場所が足りなくなるまでに。

ビルに対するに対する意見を聞き入れ、設備を整えていった。人が増えたことにより、設備も自然と充実したものに。

場所が人を集め、人々が場を創る。
一年目は売上度外視で、「まず人を呼び入れよう、この場所に多くの人に来てもらおう。」と、時間さえ あればイベントを開催していたそう。
経営的には厳しかったそうですが、いい人にたくさん訪れてもらうためにまず認知度を
上げることに注力。

そして、当時東京に増え出していたカフェ併設型のシェアオフィスからヒントを得、ギャ ラリー併設のシェ アオフィスを2014年にオープン。

人の流れに身を任せさまざまに形を変えた空間ですが、この間わずか一年というか ら驚きです。「集落のように自然に人が集まっていく、そんなイメージでした。」

場所が人を集め、人々が場を創る。 

そしてその間を取り持っている、今でこそコミュニ ティマネージャーといえる存在は不可欠といえます。


流れに身を任せる柔軟性と、その決めた方向に真っ直ぐに向かわれる積極性とが同居する細川さん。

オールラウンドな職務経験と、幼少期から培われたコミュニティデザイン

学生時代は岡山で焼き物を学び、名古屋で照明器具の設計会社に就職。
家具屋の立ち上げ店長として転職されたの大阪へのをきっかけでした。
どちらの会社でも激務の日々を送り、ありとあらゆる職務に携わってきた。
と話しをお聞きしながら感じるのが、人との絶妙な距離感。

 

「入居者さんが帰ってきた時の空気やドアの開け方で、今日何かいいことあったのかな、 とかわかりますよ。」

小さな頃からリーダーになる機会が多く、空間に気を使い限られた情報の中から人の心 理をどう受け取るか、ということが自然と染み付いているといいます。

無意識のうちに、コミュニティデザインを習得してきた細川さん。

 

波乱万丈だったこの部屋も、今では落ち着いたシェアオフィスとなりました。 見通しの良いワンフロアに、程よい間取りで設けられた9つの個別ブース。 こちらの特性のひと つに、空間デザインのレベルの高さが挙げられます。

 

違和感のないように間合いのとられた高さによる、無意識の居心地。

 

占有感のある個別スペースですが、立つと目線が周りに拡がる高さに調整されている。

 

シンプルなウォールシェルフ、入居者により使い道はさまざま。

現在、ドロップインは積極的には受け付けていないが、入居者の知人など相談次第で貸 し出したりと柔軟。 現在は平均して年に2、3室が入れ替わるそうで、タイミング次第では案内が可能とのこと。

オープンスペースや会議スペースなども併せて利用可能。 ビジネスカウンセリングサー ビスも行っているそう。 情報共有は現在、Facebook上にて行われています。

各々個性の出る個別ブース。

全く人脈がない状態からスタートしシェアオフィスとなったヨリドコワーキンですが、 レビューを見ると 必ずと言って書かれている「オーナーとメンバーがいい」という声。 現在、建築士、インテリアコーディネーター、デザイナー、システムエンジニア、、、 とクリエイター系 の人々がメインに入居されており、女性メンバーも数人。

現在は入居者同様こちらにオフィスを借りられている細川さんですが、近々隣の部屋に 事務所を移されるそう。

互いを尊重した、自然体のコミュニティ

現在よりどこワーキンとしてのイベントなどは、年に数回自由参加の食事会などを行う 程度だといいます。

利用者は自立心の強い方、各々独立性のある居心地を望む方が多いそう。 オーナーを通 して集まった人々は、似たような価値観を共有していると言えます。 細川さん流の”発 信しないマネジメント”が、コミュニティを緩やかなものにしています。

取材させていただいたこの時点でちょうど4年目を迎えられた、ヨリドコワーキン。 当時を振り返り、「僕自身が成長しないと、この場所は大きくならないと思った」と話す 細川さん。

細川さんが進化するにつれ、大きく成長したこのシェアオフィスは細川さんとともに育っ た空間といえます。

《住所》
大阪府大阪市北区大淀中2-1-1 小川ビル4F

《最寄駅》
JR線「福島駅」駅徒歩12分)

《ご利用時間》
365日 24時間

《ドロップイン》
不可

《入会金》
なし


《月額料金》
個室29,000〜45,000円

《登記・住所利用》
含む

《ロッカー》
なし

《設備》
Wi-fi /複合機 / プロジェクター / ホワイトボード / モニター

IT系多数
イベント多数
クリエイター多数
スタートアップ多数
スタートアップ支援
交流会多数
士業多数
大阪府大阪市北区大淀中2-1-1 小川ビル4F
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